焼いたコレも好きだし、揚げたアレも好き。
月: 2019年10月
定食屋のワクワク感は店構えから
格子戸 (こうしど) が開く度に、
カタ・タン・タン と小気味好い音がする。
雪は、天から送られた手紙です
中谷宇吉郎 / 雪
-われわれは雪は水の凍ったものだと見ているのだが、
そして事実そう見てだいたい正しいのだが、
では池の水が凍ったからといってそれを雪とは名指さない。
雪は空気中で水が氷の結晶になったものなのである。
雪は何かの途中の産物なのだ-
松岡正剛『理科の教室』
それであなたが与えるべきものは何ですか。
-めいめい、自分の持っているものを与えるのです。
軍人は力を与え、商人は商品を与え、教師は教えを、農民は米を、漁師は魚を-
シッダールタ / ヘルマン・ヘッセ
Saba サバ
うーむ、サバですか…と正直怯んでいたが、意外にも美味。
食わず嫌いは良くない。
登る
たまたま通り掛かっただけではあるが、ちょっとした施設に子どもと遊べるボルダリング用の壁なんかがあると、今度来てみようかとウキウキした気分になる。
子どもらの関心は別の方角にあるらしいけれど。
Geisha ゲイシャ
豆を挽いてもらっている間に”ゲイシャ (エチオピア) ” を頂いた。
カップを手に取った瞬間から良い香りが運ばれてきた。
最近はこういう柑橘っぽい爽やかなコーヒーも良いなと思うようになった。
パナマのゲイシャ (エスメラルダ農園) はこれ以上だというんだから、また楽しみができた。
象のいない動物園
土曜の日本経済新聞の記事。
大牟田市動物園の入口に「ぞうはいません」という看板が置かれているらしい。
それでいいと思う。
「ぞうは群れ社会で生きています。
当園には群れを飼える広さがありません」
舟を編む
書きたいことは色々あるはずなのに
“とらさん”が可愛すぎて今は他のことが考えられない。
こんなにもたくさん人がいるのに
-同じ場所で 同じ時間を 一緒に生きている人がこんなにもいるのに
それは何の意味も持たない
名前も知らない人たちは
私の人生に何の影響ももたらさないし
私の人生も誰にも何の影響も与えない-
『阪急電車』 原作/有川浩、監督/三宅喜重
温かい気持ちになれる作品ではあったけど、阪急今津線・小林 (おばやし) 駅での小学生の少女たちのやりとりは、子を持つ親として胸が苦しくなった。
中谷美紀演じる翔子の「絶対に幸せになるわよ、私は」は誰のために言ったのか、後になって理解できた。