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曖昧な記憶と

美術館に何を望んで行くのかと言えば、「なにか新しいこと」だろうか。

いや、どうも違うなと思う。

自分と別にご縁があったわけでもない作家の絵を観ていても時々、むかし自分にもこんなことあったよなって感覚におそわれることがある。

自分のなかの曖昧な記憶とか、もうだいぶ昔に忘れてしまった大事な何かを思い出しに行っているのかもしれないなと思ったり。