
-みんなは たがいの かおを みるばかり。
だれも手をあげませんでした。
そう、だからね、いまでも ネコは、
ネズミを おいかけているのです-
『エリック・カールのイソップものがたり』
-みんなは たがいの かおを みるばかり。
だれも手をあげませんでした。
そう、だからね、いまでも ネコは、
ネズミを おいかけているのです-
『エリック・カールのイソップものがたり』
-えを かく こと
それは のびのびと
いきることだ-
エリック・カール 『えを かく かく かく』
黄色い牛だよ、と喜ぶ子どもの顔を見て、ようやく目が覚めた。
ライオンが緑だっていいし、象がオレンジ色だっていいし、別にシロクマが黒くってもそれはそれでいいなと思った。
まちがった色なんて、そんなものはないな。
-よだかは泣きながら自分のお家へ帰って参りました。
みじかい夏の夜はもうあけかかっていました-よだかの星 / 宮沢賢治