IdeaLiving

サードプレイス

自分の学生時代、家と学校以外のどこかに自分の居場所はあったかな。

近所の空き地、友人宅、サッカーグラウンド、地元の図書館、近所のおじさんの家。一時期のゲームセンターもそうかもしれない。

当時はそんなこと考えもしなかったけれど、ある程度の安全が確保された居場所のようなものはあったような気はする。

今の世の中、気軽に入れるカフェのような場所が増えたことは良いことなのだけど、何かが足りないような。

公共の場に、もう少し居心地の良い ” 隙間 ” のようなものがあればいいのに、とも思う。

それにしてもマスカットのジュースっておいしい。

Lectio

社会は激しく動きつつある。社会の産物たる文芸もまた動きつつある。

-文芸は技術でもない、事務でもない。

より多く人生の根本義に触れた社会の原動力である-

夏目漱石 / 三四郎

人間社会とは何か、ということをこの頃よく考える。

我々の築き上げてきた文化とは何だろう。文芸とは何だろうということも考える。

Idea

何かを選ぶことについて。

割と少量で酔える自分にとって日本酒の『飲み比べセット』はありがたい。

よく行く珈琲豆のお店にも飲み比べセットがあるを最近知って、とても良いアイデアだなと感心する。

自分の子どもたちには何かを選ぶときに素早く決断することを求めたりするのだけど

サブスクリプションが主流になってきた今の世の中で「決断」を迫られる機会というのは殆ど無くなってきたなというのを感じている。

何かを選ぶという行為は「自分はこういうものが好きだ」という背骨みたいなものがあったうえでその時の状況を加味した判断を下すということなのではないかと思う。

興味のあるもの気になるものはとりあえず全て (ちょっとずつ) 試してみる、という行為の集積は僕たちをどこへ向かわせるのか、そのことにも少し関心がある。