Lectio だから私には、一九四五年から四七、八年にかけて、いつも夏がつづいていたような錯覚がある。 Posted on 5月 5, 2020 by 秋月 耕 in Lectio -私はあのころ、実生活の上では何一つできなかったけれども、 心の内には悪徳への共感と期待がうずまき、何もしないでいながら、 あの時代とまさに「一緒に寝て」いた。 どんな反時代的なポーズをとっていたにしろ、とにかく一緒に寝ていたのだ- 三島由紀夫 / 小説家の休暇 『昭和30年6月24日(金)』 シェア、フォローはお気軽に。TwitterFacebookいいね:いいね 読み込み中… 関連