
-いついかなる時代にあっても、世界の諸文化間の均衡は、
人間が他にぬきんでて魅力的で協力な文明を作りあげるのに成功したとき、
その文明の中心から発する力によって攪乱 (かくらん) される傾向がある-
ウィリアム・H・マクニール 『世界史』
たとえば二百年くらい後になって、歴史学者が2020年頃の世界を研究したとしたら
マクニールが言うところの「世界に対する攪乱の焦点」、あるいは 「文化活動の第一次的中心」というのは、どこになるのだろうか。
やはり米国ということになるのだろうか、それとも…