Lectio

湯を享楽するのは東洋の風

-それもあくどいデカダン趣味としてではなく、日常必須の、米の飯と同じ意味の、天真な享楽としてである。

温泉の滑らかな湯に肌を浸している女の美しさなどは、日本人でなければ好くわからないかも知れない。

湯のしみ込んだ檜 (ひのき) の肌の美しさなどもそうであろう-

和辻哲郎 『東西風呂のこと』

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中