-われわれの伽藍 (がらん) 、それはまだ建てられていない。
中世伽藍 (カテドラル) は他の人々-死んだ人々-のものであり、煤 (すす) で黒ずみ、長い年月によって侵蝕されている。
すべてが煤け、長い使用で傷んでいる、制度も、教育も、都市も、農家も、われわれの生活も、心も、考えも-
ル・コルビュジエ 『伽藍が白かったとき』
-われわれの伽藍 (がらん) 、それはまだ建てられていない。
中世伽藍 (カテドラル) は他の人々-死んだ人々-のものであり、煤 (すす) で黒ずみ、長い年月によって侵蝕されている。
すべてが煤け、長い使用で傷んでいる、制度も、教育も、都市も、農家も、われわれの生活も、心も、考えも-
ル・コルビュジエ 『伽藍が白かったとき』
お腹が空いて街をウロウロしていると何やら楽しげな顔をした若者たちが。
やっぱりそういうの楽しいよねって心底思う。
-あの山こえて はるかな土地へ
いく夜をすごす 天幕へ
月の光の そそぐとき
枝に来て鳴く 白い鳥
あの娘のところへ もうすぐ行くと
伝えておくれ 白い鳥-
森薫 / 乙嫁語り