-正しく清くはたらくひとは
ひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。
ごらんなさい。
向うの青いそらのなかを一羽の鵠 (こう) がとんで行きます。
鳥はうしろにみなそのあとをもつのです-
宮沢 賢治 『マリヴロンと少女』
-正しく清くはたらくひとは
ひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。
ごらんなさい。
向うの青いそらのなかを一羽の鵠 (こう) がとんで行きます。
鳥はうしろにみなそのあとをもつのです-
宮沢 賢治 『マリヴロンと少女』
-(われわれ人間を) 馬鹿に忙しい生物ができてしまったなと、そういう感じで見てるのではないですかね-
NHKのETV特集で脚本家 倉本聰さんの『巨樹の声が聴きたい』を観た。
長崎で被曝したクスノキもまだ命を繋いでいる。
巨樹の下では子どもたちが楽しそうに遊んでいる。
一度は科学の炎に灼かれた樹は、戦争の前も、戦争の後も、変わらず同じ場所で僕たちを見ている。
ホリデーコンサートのあと、少し時間があったので明日館の館内を散策。
奥のフレスコ画は、100年近く前に当時の学生たちが有志で描いたものだそう。
天井の照明のところ菱形なんだな、とか一人でホーホー言いながら歩き回る。
食堂でコーヒーと焼き菓子を頂く。
それにしても、フランク・ロイド・ライト設計の建築に囲まれた学園生活というのは、どういう気分のものだったのだろう。
日曜の昼からホリデーコンサートがあると聞いたので、自由学園 明日館の講堂まで散歩。
予定より少し早く着いてしまったが、演奏が始まるまで、目を閉じて心を落ち着かせることにする。
ステージの近くへ座ると、グランドピアノに講堂の特徴的な窓の光が映り込んでくる。
あぁ、やっぱり自分好みの建物なんだよなとあらためて思う。
先日のアナザースカイは市川紗椰さん×メキシコ
こういう衣装を着こなせる人もそうはいない↑
サルサソースってこんなに鮮やかだっけ?ちょっと美しさすら感じてしまった。
タコスを食べた後に彼女が言った
「辛いものを食べていると内臓がそれを消化しようとするのが好きで、なんか生きてる感じがする」
というのは、良くわかる。
辛いもの好きとしては、これ以上の表現はない。
-反対にこの男が朗らか (ほがらか) な人間だとすれば、
若いか年取っているか、貧乏か金もちか、などということはどうでもよい。
要するにこの男は幸福なのだ-
ショーペンハウアー / 人のあり方について