台風が通過するまでの退屈しのぎにと昨夜、TSUTAYAでお店が薦める映画をいくつか借りてみた。
『チアダン』は、広瀬すず・中条あやみ等の若手女優というより、天海祐希 (BOSSの大澤絵里子役から好き) が出ていると知って、いつか観てもいいなと思っていた。
教え子たちと戦勝を喜び合うシーンを見ていて、あぁ先生の手だなと思った。
僕は男だから頬に手を添えられた経験なんかないけれど、部活を引退していく先輩が、僕の肩にそっと置いた掌(てのひら)の感触を思い出してちょっぴり熱くなったりした。
技術的なことは良く知らないけれど、もしかすると「手の演技」というのもあるのかもしれない。
あるいは、演技というより宝塚のような世界を経験した天海祐希という人の感情表現そのものだったのかもしれない。