もちろん熱中症は怖いけれど、せっかくのピカピカの夏に息子をクーラーの効いた部屋に閉じ込めておくわけにもいかない。
僕が小さい頃に、まだ若かった父や母、亡くなった祖父達と遊んだ河原へ遊びにいってみた。
川の水はキンキンに冷たくて、ついハシャいだ声を出してしまう。
このところ張り詰めていた神経は、トロトロとした川の音を聴いて次第に緩んでくる。
高架下にできる日陰は僕たちに弁当をひろげる場所を提供してくれるし、爽やかな風が吹けば火照った身体を休めてくれる。
楽しそうな息子の顔とともに、駅から河原へ向かうときの父の表情をいつかまた思い出すことになるような気がした。
秋月さん
世代の繋がりが感じられてイイですね。
私のような地方出身者は、ある意味、ちょっと贅沢で、羨ましいような生活に感じられます。
私の子供たちが家族と地元で生活を続けらますと、秋月さんと同じような感傷に浸ることができるかもしれませんね。
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ありがとうございます。
私の場合、割と狭いエリアに近親が集まっているのでそういう意味では幸運なんでしょうね。土地の記憶、思い出というのは強く残りますね。
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