SafariSpiel

水遊びの楽しさ

もちろん熱中症は怖いけれど、せっかくのピカピカの夏に息子をクーラーの効いた部屋に閉じ込めておくわけにもいかない。

僕が小さい頃に、まだ若かった父や母、亡くなった祖父達と遊んだ河原へ遊びにいってみた。

川の水はキンキンに冷たくて、ついハシャいだ声を出してしまう。

このところ張り詰めていた神経は、トロトロとした川の音を聴いて次第に緩んでくる。

高架下にできる日陰は僕たちに弁当をひろげる場所を提供してくれるし、爽やかな風が吹けば火照った身体を休めてくれる。

楽しそうな息子の顔とともに、駅から河原へ向かうときの父の表情をいつかまた思い出すことになるような気がした。

IdeaLectio

文庫の手触り

長い散歩に出られない夏は、寝る前にベッドで本を読む1時間が至福のとき。

横になって読むことを考えるとハードカバーよりも文庫本を手に取ることが多い。

ナイトキャップならぬ、ナイトブックをまとめて仕入れるため書店へ。

ジャケ買いは良くする方だけど、今回は手に持った瞬間の”手触り”で決めました。

よくある文庫のサラサラ感も好きですが、スベスベのカバーもあるんですね。