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土曜の丑 (うし) の日ではないけれど

先週食べ損ねたウナギが食べたいわ、と妻にせがまれ、いつものお店へ行ってみると店先に「品切れ」の貼り紙。

あてが外れて街をトボトボと歩いていると、やや寂れた感じの割烹料理屋の店先に「鰻」の文字。

勇気を出して暖簾をくぐり、奥の座敷に通してもらうと、先に鰻重を注文する。

肝吸いはあるかと尋ねると、肝吸いはないがお椀は付く、今日は鱧(はも)になります、とのこと。

その答えに満足して、うなぎを待っている間、”海老しんじょう”などの一品料理を堪能した。

ハモの吸い物には茗荷が入る。

最後に出てきた鰻重は、むっちりと良い具合に蒸してあって、あとは一心不乱に食べた。